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2007年2月11日 (日)

北京同窓会に参加する

金曜日には北京の合同同窓会に参加した。昔は同窓会で熱心に名刺を配ったものだが、今はトーンダウンしている。名刺を配っているうちに、若い男の子達と歓談をするシーンがあり、干支が一回り違う男の子ら数名に囲まれ、どきどきする。若い異性というのは、観賞用として、なかなかいいもだなあと思う。おじさんたちが女の子がいる飲み屋に行く気分が理解できるというものだ。但し、私はホストクラブにも行ったことがあるが、男の子も、来ているお客も、あんまり賢そうではなかったので、面白いと思えなかった。やっぱり知性がちょっとでもないとね。

 それから当日、もっと面白かったのは、北京警察勤務経験がある中国人弁護士と歓談できたことだろう。スターバックスのコーヒーミルクの持ち出しについて話題にしたところ、あれはサービスに属するし、別に「店内で使用する分のみお取りください」と明記されているわけでもないので、2,3個余計に取ったところで誰も文句は言わないと保障してもらった。また「窃盗」の概念についてもしっかり教えてもらった。中国では(2000年当時)被害額が1000元以上でなければ、窃盗を構成しないのだそうだ。1000元以上の場合は裁判を経て懲役などになるが、それ以下の場合は公安が判断して、場合によっては罰金され、場合によっては拘留される。これら判断(つまり裁判を経ない)を行政処罰といい、行政処罰による拘留を「労働教育」というのだそうだ。私は労働教育と懲役を混同していたが、違う概念なのだと、今回しっかり整理してもらい、よかったと思う。

 行政処罰というのは、日本ではない概念じゃないかと言うが、あとでよくよく考えてみると、例えば交通違反の罰金などは、裁判を経ずに警察の判断で科しているわけだから、行政処罰に相当するのかなあと、思ったりした。近いうちに、中国で企業法務をやっている人に挨拶に行く約束があるので、そのときにでも聞いてみようと思う。中国人弁護士からは、他に食い逃げへの対応や、クレーム対応などについて、面白い実践方法を聞いた。やっぱりなめられたらダメだってことみたい。中国人はあくまで「人を見る」のだ。

 他には二次会に移動する車の中で、連載を誉めてもらって嬉しかった。誉めてくださった人はやはり私と同じように、中国人とうまくいかないなど、悩みを抱えて試行錯誤している人だ。悩んだからこそ書けるものというのがあり、だから分かる人には分かってもらえるということなのだと思う。いろいろ嫌な目にあっているが、それもいいことだったのかも知れないと思いたい。あっ、でも現在進行形だと、ほーんと、そうは思えないんだよね。あー早く脱出したいよー。

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