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2007年2月14日 (水)

違法、違章

 1月ほど前に外出したとき、東直門の東方銀座のショッピングモールが新規OPENしたことが分かり、そのまま寄り道をした。上海で流行っている店の支店だとか、結構綺麗でいい店が入っているし、床もシャンデリアも新しくてきらきらしているので、きらきら好きの私としてはご満悦。待ち合わせまで時間があったので、吹き抜けを見下ろせる新開店の喫茶店でカフェラッテを楽しむ。店の内装は黒を基調にしていて、シャンデリアもピカピカして、まるで銀座青山かと見まごうばかりの美しさだ。お姉さんも黒服で決めて結構見た目はいい感じ。

 しかし、なにせ、なれていないみたいで、仕事がトロイ。なかなか注文を取りに来ない、来てもなかなか飲み物が来ない、会計も遅く(中国だから席で会計)、お釣りを持って歩いているときに他の客に話しかけられ、すっかり私のお釣りを忘れているなどで、なーんとなくかちんときてしまった。お釣りと同時に普通は領収書やレシートを渡すのが中国の習いだが、それもないので、かちんとしたまま「領収書、お願い!」と言った。つまり領収書(発票)発行は税務局指定の機械で行う必要があるから、領収書を貰うと自動的に税金が機械のチップに記憶され、計算される。それは店にとって負担だし、きちんと納税することは社会のためだから、店でちょっとでもかちんと来たら、必ず領収書を貰うのが私の習慣なのである。ところがお姉さんは「ごめんなさい、開店したばかりで、発票が出せないんです。」と言う。何か言われたら言い返すのが私の習いなので、「ふーん、それって違法じゃないの?」と突っ込むと、「後日お申し出下されば、まとめで作成する」との事。

 それで思ったのだ。中国生活が長いので、私は「なんかこれって、規定と違うじゃん」と思うと、中国人に対し、「これって違法じゃないの?」とか中国人のように、普通に突っ込んでしまうのだ。まあこういう言葉を言うって、交渉レベルだから、「あんたの弱点を突いているのよ」っていうパフォーマンスなわけで、それで相手に言うことを聞いてもらうっていう伏せんなんだけどね。まあそれにしても「違法」って言い方は結構きついわなあ。

 これを日本でやったら、結構まずーい空気が流れるんじゃないかと思うし、日本の場合だったら交渉事は双方が「私も言わなかったのが悪いのですけど、、、」とか、非を認めつつ、落しどころを見つけていくもんだと思うわけだ。「私も悪いんですけど」っていう交渉の始めかたは、但し中国人を相手にした場合とか、「そうでしょ、貴方が言わなかったのが悪いんでしょ! 私の責任じゃないわ。」みたいな感じで逆手に取られちゃうんじゃないかなあと思ったりする。

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