自分の悩みなんてさっ、ちっぽけなものさっ。
今日は昼に外出があったので、ついでに某オフィスビルに働く女友達を訪ねた。「あんた、本当の用事より、ついでの方に掛けた時間の方が、実は長いんじゃない? どこで油売ってんのか?」とか、誰かに鋭く突っ込まれそうだ。(笑)
それで楽しくランチしたが、その際に、最近の私のバタバタ問題について笑いながら話したら、「わっはっはー!」と大笑いをされた。そう、そんなもんなのー。自分にとってシンドイことでも、過ぎてしまえば笑い話だし、他人から見たらもっと笑い話だ。真剣なのは当事者だけなのだ。当事者だって既に笑っているんだから全く始末に終えない。(笑)
「実は最終的にはそれでよかったんじゃないの?」ってのが、彼女の意見。現実主義でドライ、しかし思いやりのある、姉御肌の彼女を友人に持つのは、とても貴重なことである。彼女によると、何が事が起こった場合、3日間は徹底的に悩むのがいいのだそうだ。しかし3日悩んで、どうにも対処がなかったら、後はすっぱり忘れるのだそうだ。悩んでもどうなるものでもないし、自分の健康に留意する必要があるかららしい。
今日会った別の友達は「世の中金が全てではないが、金で解決できる問題は、恨みつらみが大きくならないうちに、とっとと金で解決してしまったほうがいい。」とも言う。我々日本人は奥歯に物の挟まったものの言い方が好きだが、実際の所は多分その通りなんだろう。
私の周囲は、このようにドライな人達ばかりだが、それはそれで、幸せなことだと思う。昨日までは結構悲劇のヒロインだったが(はい、単なる馬鹿な思い込みですが。)、今日はドライで前向きな友人に囲まれ、結構幸せじゃんと思うのである。中国に長くいると、人間がドライになっちゃうだけなのかも知れないが。
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