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2006年11月10日 (金)

ワインの味

 国慶節休暇に、河北省のワイナリーに遊びに行って、工場見学をしている。そこで試飲したワインがフルーティーでかつ深みがあって美味しかったこと、見学中に目にしたワイン用の葡萄をつまんだところ、それがあまりにも美味しくて、4房程貰って息子と食べたのが印象的だった。ワイン用の葡萄と言うのは、日本の八百屋で売られている食用ものよりも、一粒一粒が密着している。まるでギリシアのレリーフのバッカスが手にする葡萄のような外観で、味も皮に深いこくがあって何とも言えなかった。種はやや苦いが、その苦味もワインになったときには味わいに変わるのだろうなあと思わせる。

 先週オランダ製ブルーチーズを16.5元で購入し、パンにつけて食べたとき、「ああ、赤ワインがあったらなあ~」と思った。フランスに行ったことで、「赤ワインとチーズ、フランスパンの組み合わせは最高!」ということを知ってしまい、贅沢を覚えてしまったのだ。で、今日は暇を見つけて昼休みに、会社から徒歩5分のところにあるワイナリー出資のレストランに、ワイナリー生産の赤ワインを購入に行ったという訳。2004年のボトルが188元で販売され、木の箱までつけてくれる。私はあまりワインの味が分からないのだが、この価格は得なのか、損なのか? 次回帰省の時に、ワイン好きの友人に判定してもらうことを考えている。

 話は変わるが前回夏の帰省の時に、「ビール味比べ」と銘打って、中国産ビールを友人への土産に配った。友人と会うのは喫茶店か飲屋か食事屋なので、さすがにその場で試すわけにはいかず、結局品評は聞いていないが、どうだったんだろう? まあ「こーんな、重いもんを、わざわざ中国から運ぶなんて、あんたも物好きだねえ~。」とは言われたが、、、、。だってさ、中国からもってくもんなんて、そんなにないし、航空チケットも高いからさ、運ぶものがないと損だと思っちゃったりするんだよね、なんかさ~。

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