中国の調和社会実現重要視
先週大田区議員の知人が、議会の視察で来京し、その合間に弊社にお越しいただいた。フットワークの軽さ、さすが20代にして政治家になっただけあると思う。
彼と話題になったのが、中国の調和社会実現である。多分中国の調和社会実現を反映してかと思うが、最近区レベルの人民代表選挙があるようで、北京ではそれを盛んに宣伝している。もちろん日本のように候補者が選挙カーに乗って、ちりがみ交換車のように練り歩くとか、駅前で演説とかいうことはないのだが、マンション入り口や街頭委員会(町内会)の掲示板に垂れ幕を掲げたり、選挙についての説明や候補者名を掲示したり、かなりアピールしているのだ。ちなみに私のオフィスは国家機関の内部団体の中にあるので、建物入り口にも選挙に関する垂れ幕や説明書きが掲示されている。なんでも中国人だったら誰でも選挙でき、戸籍所在地で選挙を行う必要があるそうだ。
私は1996年に北京に渡ったが、人民代表選挙が今までも行われているはずだったが、行われているということを知らなかった。私は掲示板を見るのが趣味なので、多分掲示板に出ていれば見ているはずであるから、多分ほどんど宣伝されずにひっそりと行われたということだと思う。中国人の友人によると、「昔(20-30)は全てが国営企業だったので、会社内で選挙が行われたが、今は人々が戸籍所在地に住んでいるとは限らないから、選挙が難しいんじゃないか」と言うことだった。
P.S.ところで今講演の仕事の準備をしている。これって、どこまで何を準備したら分からないし、慣れていないから緊張するから困るんだよね。で、こうやって文章などを書いて逃避してしまっていたりするのであるが、あー、人前でしゃべることが快感になるようになってみたいものだ。
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