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2006年9月26日 (火)

家主委員会騒動のその後

 私の住んでいるマンション地域について、管理費が支払われないために、管理会社が運営困難となり、「24時間温水提供を止め、各戸が電気ボイラーを設置するよう」要請し、それに対して家主委員会が結成され署名運動をするなど、温水提供停止に反対した。しかし運動もむなしく、「ボイラーの修理」などを理由に温水の提供が停止されてすでに2週間以上になる。

 温水が提供されないので、我が家ではシャワーもお風呂もできない。私は毎朝早く出勤して同僚が来る前に会社でシャワーを浴びる。子供たちのためには、冬物とか衣類をしまっておくプラスチックのケースを用意して、それを小さな浴槽代わりにして、お湯を沸かせて沐浴させている。なんかトホホな感じだ。とっとと引っ越したいが、夫が動いてくれないし、私が動いて高くつくのも嫌だし、煩く言って喧嘩になるのも嫌なので、ぼんやりしている。

 日曜日に散歩したら、最近の状況についての家主委員会の報告があって、
1.ボイラー修理というので、ボイラーを見学に行ったが、誰も修理していない。証拠として写真を撮影。
2.「管理会社の社員であれ、家主であれ、他の家主に電気ボイラーを設置するよう説得に成功した場合、成功が10件以上になった場合、奨励金としてRMB1000元を与える」という話しがあるという噂がある。
などと書かれていた。

ボイラー修理は名目に過ぎないと思っていたが、その通りだし、説得10件で千元の奨励金も、さもありなんという感じ。「10軒を説得して千元って、私だったら割りにあわないような気がする。まあ月収が600元の人とか無職の人だったら頑張るかも知れないけどね。」とか、他人事のようにぼんやり考えてみたりする。

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