« その後の家主委員会 | トップページ | 日本で思ったこと »

2006年8月31日 (木)

大学生の就職難

 中国の大学新卒者の半分が就職しないというニュースを見た。多分中国が豊かになったせいだと思う。私の中国人の姪は、大学を出て政府機関の下属企業に就職しようとしたが、「あまりに給与が低い」という理由で、すぐにやめてしまってぶらぶらしている。いまや大学生はエリートではないのに、意識のみはいまだエリートであり、はじめっから高い給料じゃないと嫌なようである。仕事のスキルがあってこそ、はじめて自分を高く売れるわけだから、まずはじめに仕事に取り組んでみて、仕事とか社会のシステムをまず知ることが私は必要だと思うのだが、そう考えない人は中国に限らず多いようだ。

 私の日本の親友は日本で夜に美術学校に通っているのだが、そこでの同級生に若者が多く、自分ならではの何かを志しているのを目にするという。彼女も私も、若者に対して「がぎられた条件の中で、自分らしさを表現していくのが仕事。はじめっから自分の思うとおりになんかならないし、経験がない人が思うとおりのものを作っても、いいものを作るのは難しいから、まずははじめてみればいいのに。」と思うのだが、吾が親友いわく「それが分からないのが、若者というもの」なのだそうだ。そうかも知れない。

|

« その後の家主委員会 | トップページ | 日本で思ったこと »