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2006年7月11日 (火)

お手伝いさんの息子

 昨日は時間があったので、うちのお手伝いさんと話をした。うちのお手伝いさん(もちろん中国人)の息子はちょうど大学受験なのだが、成績が振るわず、まだ学校が決まらないのだそうだ。お手伝いさんに言わせると、息子は中学生の時は成績が良かったが、高校生になって彼女ができて、クラスのTOP3位くらいから、順次成績が落ちてきて、卒業時には成績は中位になってしまったのだそうだ。彼女ができてもけじめがあればいいじゃないかと私は思うが、お手伝いさんによるとけじめがないのが問題で、廊下で2.3時間も話していたり、彼女を思ってボーっとしていたりして、時間を無駄に使っていたのだという。お手伝いさんによると、彼女の時代にテレビや漫画が無かったので、親のいうことは聞くものだとおもっていたが、現代はテレビや漫画で盛んに恋愛を宣伝しているので、影響されやすい高校生は恋愛を始めてしまうのだという。さすがに3年生になったとき、これではいかんと受験勉強にせいを出すようになったが、2年間のブランクが取り戻せなかったのだそうだ。
 お手伝いさんからは、恋愛にはまって成績が落ちた子供の例をいくつか聞かせられた。ふーむ、テレビは有害である。私は恋愛はそういいものだと思っていない。高揚感は楽しいが、期間限定の高揚感なので麻薬みたいなものだし、高揚感のせいで判断をあやまることもある。テレビや漫画がこぞって恋愛を宣伝するのは何故なのだろうか? よくわからん。

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